くるみの透かし彫り

この作品は江戸時代に流行った印籠や煙草入れにつけていた根付けをヒントに、キーホルダーとして作成してみました。さりげなく車や家のキーにつけたり、お気に入りのバッグにつけたり、ただ単に置物にしたり用途は様々です。日本の鬼胡桃という殻の硬い種類のものを利用するため、制作に根気と日数がかかります。ですから、年に数個しか作れません。 この作品を仕上げるのに4日かかりました。通常は手で持って簡単に割れたりするようなことはありません。 しかし、中が空洞になっているので何も加工してないクルミと比べると圧力や衝撃に弱いです。 故意に指で押しつぶしたり、固いものにぶつけてしまったり、固い床に落としたり、誤って踏んでしまったりすると割れてしまいます。

くるみ工房

くるみ工房は、胡桃の魅力を活かしながらアレンジを加え、新しい装飾品、日用品として使っていただくことを提案している工房です。 胡桃は大きさも形もそれぞれ違い、全く同じものが二つとありません。世界に一つしかない胡桃の表情をじっくり観察し、楽しんでいただけると嬉しいです。